2025年11月号 社長の手紙

組織に求められる人とは

皆さん お疲れ様です。

今年も思うのは秋がとても短くて、一気に気温が下がり、冬の始まりっぽくなってきました。

日本は四季があり、とても風情がある国で、特に今、京都は紅葉真っただ中です。

私たちの店舗もその流れをとても強く受けており、店によっては最高売上更新店舗がちらほらとあり、店舗のスタッフには、とても忙しい中の営業 感謝です。

来週から12月が始まりますが、私たち飲食業は12月が最繁忙期となります。

ここで売れるお店は一年の努力が実ったといっても過言ではありません。

今年の締めくくりに選んでいただけるお店に慣れていることを誇りに思うべきです。

さて、今回の内容は「組織に求められる人とは」です。

㈱THANは創業して8年。社員が一人、1店舗から始まり、この8年間で、12月で41店舗目を出店します。

この過渡期の中で、私なりに同業種、異業種、様々な経営者と接し、また、自社の社員と接し、

組織に求められる人はどんな人なんだろうを書き出してみようと思います。

いきなりですが、持論を端的に言います。

組織に求められる人は

「結果を残せる人」

です。

さて、この結果とは

飲食業においては「利益」を残せる人材です。

たとえば商材の販売委員であれば「売った個数」かもしれません。

営業職においては「成約数」かもしれません。

コンサルティングであれば「お客様の数」かもしれません。

会社、業種によって、もとめられるKPIは違います。

私たち飲食業においては間違いなく「利益」

です。

ただ、

「利益」を出せ!!

といわれると

なんかとてもネガティブな印象を受けます。

日本はなぜかお金に対してネガティブな感情を抱く人が一定数います。

お金稼ぎ というのが美徳ではない、お金は汚いものだ。など。

ただ、組織においては 目の前に現金があるか これが全てです。

お金がなくなると 倒産です。なんの容赦もなくゲームオーバーです。

従業員の給与も払えなければ、仲のいい取引先にも支払いができず

人間関係もすべて壊れます。

融資をうけている場合は、社長が連帯保証を追っている可能性が高いので、

個人としても自己破産です。

家があれば取り上げられます。

最低限の生活財産しか残してもらえません。

家庭は崩壊するかもしれません。

会社の社長はそういう重荷を背負っているんです。

なので、

会社組織つまり意思決定する社長に求められるのは

結果 つまり 利益なんです。

やりがい、やりたい事、人生観で、達成したい事

個人には色々あると思います。

が、

会社員を選んだのであれば、結果「利益」

を残せない人は 厳しい言い方をすると、組織から必要とされません。

ただ、逆に結果「利益」を残せる人は どんな組織からも引っ張りだこで、

高い報酬、役職など もらえます。

そして会社組織が大きくなります。

そしてまた人を雇えます。

もっと給与も上がります。

部下も増えます。

人が雇える分、自分の仕事も振り分けができて、

自分の時間も増えます。

がむしゃらに頑張る。

がむしゃらに結果を残す。

素晴らしい結果とは適切な行動、努力 でしか生まれません。

(ただ、いかにすぐれたプレイヤーでも会社に反する行動、言葉を発する人は

逆に一番求められない人材となったりします。この件については今回触れません)

これを読んでいるのは学生さんもいれば、社会人もいます。

仲の良い経営者も読んでくれたりしています。

再度言いますが、あくまでこれは私の持論です。

でも

この8年 それなりの結果が出た社長の考え方なので、

一理あると思います。

ぜひ少しでも参考にしてみてください。

12月が最高の1か月になるように、

社員一同一生懸命 笑顔で やり切りましょう!!

織田