2025年10月号 社長の手紙

立ち飲みっていいね

皆さんこんにちは!!

今日のテーマは 立ち飲みから考える。

です。

どゆこと?

と思う人が多くいるかもしれませんが、

先週 「百園寿司スタンドえにし」というお店が京都市内にOPENしました。

お寿司が100円で提供できる事と、立ち飲みであるお店です。

立ち飲み自体は初めての取り組みですが、お店のサイズ、開発者の気持ち

によって開業しました。

お店も小さいし、結構売上は伸びずらいのかなと少し心配をしていました。

が、それを吹き飛ばすかのような勢いで、17坪で毎日40万~50万の売上をたたき出しており、

ずーと満席です。

立地は京都らしい奥路地なので、普通には見つけられませんが、それでもこの売上はとても優秀です。

今回の成功のきっかけは、開発者たちの議論の多さ、決まりそうな時でもすべてひっくり返すような思い、OPEN前の告知の努力が鍵となったのかと思います。

もちろん当たり前なこと といえばそうですが、

この議論などの精度の高さが大事なポイントかと。

開発者はすでに京都で既にたくさんのブランドを運営しているものが中心となり、

SNSを駆使して長い間THANの店舗PRをしてきた者、デザイン、ロゴ、メニュー開発、提供の工夫など すべて 今まで20ブランド近い自社のノウハウを積み重ねてきたからこそのクオリティで仕上がったこと。

かつ 展開が可能なモデルであるということ。

属人的なようで、多店舗できる可能性があるという、個人店からの脱却もしつつの開発であったと。

これら全ては自社で努力して積み重ねてきた経験から生まれたものであり、

ホールスタッフ、キッチンスタッフ、SNS運用者、デザイナー、メニュー開発、業態企画などなど 様々な分野のプロたちがいてできました と。

ここまでは0→1の部分。

さて立ち飲みがOPENして思うことは

とても客層が多岐にわたり 地域の人との接点ができるんだなって。

離したのは、隣のお店の方から、ちかくの証券会社の方、同じビルに入居している方もだし、

同業者もそう。不動産仲介の方も、銀行の方も

誰でも来れるのが立ち飲みであり、かつそんな方々としゃべることが 普通に生まれる環境なのが立ち飲みの良さなんだなって。

一度行ってみると案外いいもので、違う立ち飲み店舗にも興味が出るんですよね。

立ち飲みから考えるってテーマですが、

・開発には様々な業種の方のお力添えがあってこそ

・普段会えない人としゃべれる

・地域の人がとてもたくさん来る

・何回も来てくれる人がたくさんいる

これらを総称すると、いかに自分たちのお店1つが様々な人たちに

支えられてるんだなって。

いつも以上に考えさせられた1軒でした。

学生さんこそ来てほしいなって思いました。

様々な社会人としゃべれるし、地域に溶け込むことでいい出会いがあるかもしれないなって。