2025年8月 社長の手紙

皆さん お疲れ様です。

8月も、もう半分すぎて、暑さにも少し慣れてきましたが、あっという間にもうすぐ9月です。

ちょうど今、渋谷ストリームのカフェで、PCを開いてこの社長の手紙を書いているのですが、
私は10年位前、渋谷の飲食エリアの統括者として、必死に頑張っていた時期がありました。

その時はSNSは出始めで、「バズる」という言葉はどちらかというと、ネガティブワードな気がしてました。(当時私は25歳位)
情報は基本的にグーグル、飲食店であれば食べログ、ホットペッパー、ぐるなび

これらを駆使して予約をしていました。

グーグルやヤフーなどの検索ブラウザはもちろん今でも使われていますが、当時はほぼこれだけで、それはつまり、誰もが同じ情報源に同じようにアクセスをしており、得られる情報の偏りがあまりないという事です。

では現在はどうかというと、SNS,AIによって、携帯電話から得られる情報はその人用にカスタマイズがAIによって自動的になされている状況です。

たまたまですが、「イカゲーム」の話になったとき、私はまったくわからないので、

話の流れで、「イカゲームってなんか聞いたことあるけど、やったことないなあ」

と答えてしまいました。

その時別のスタッフは「あ、、、ほんまに知らないんですね。。。」
と。

私からすると「???」

ですが、

イカゲームとはゲームではなく、ドラマでした。
私はドラマを基本的にみません。なのでAIさんも私の携帯にドラマの情報など出してくれません。

私の携帯には「サッカー」「K1」「キングダム」「飲食店」など私の好きな、かつよく閲覧するものばかりが表示されます。

これはつまり、自分の携帯では今どきの情報や若い子の流行はまったくわからない。

ということになります。

会社の店舗、事業を決定するのは役職者です。私たちの役職者平均年齢は31歳です。
ぎりぎり若いとはいえ、SNSでお店を探す層にアプローチするのはこの役職者では開発は不可能です。

この情報格差を理解し、若い力に任せる。

この任せるということができた組織からさらに成長していくのではないかと考えます。

私たちの会社の平均年齢は29歳です。

会社も設立から8年たち、8年前20代がほとんどだった役職者も平均31歳です。

店長の平均年齢は26歳なので、若い店長が多いのは事実ですが、

店舗を拡大するのはさらに若い力が必要です。

私たちは若さ、経験で判断しません。

やる気のある、やる!

と声を上げて言った人から

チャンスが与えられます。

そんな組織です。

「若者支援」

この言葉を強く意識して今年度もあと半分走っていきたいなと思います。

織田

織田裕貴 代表取締役社長